「胸やバストの悩みなんてないし、バストケアって、もっと年齢が上がってからの話でしょう?」
20代、特に20代前半の女性の多くは、まだおっぱいにハリも弾力もあり、「胸が垂れてるかも…」なんて悩んだこともないという人もいると思います。
もしくは、「小胸なのが悩み…」「胸を大きくしたい」や「大きい胸って形が崩れたらどうなるんだろう」という悩みを密かに抱える20代の女性もいるかもいれません。
胸の大きい人も小さい人も、20代って、実は胸やバストにとって、とても大切な時期なんです。
20代からのバストケア、今が始めるチャンスです。
★ 20代の育乳
★ 20代のバストケアの重要性
★ ナイトブラの効果
★ 20代向けおすすめのナイトブラ
20代の胸・バスト・おっぱいの状態
20代の胸は、大きさは様々でも、まだハリや弾力があり、「うわ!垂れてる」と思うようなことは少ないでしょう。
ですが、個人差はありますが、女性の身体の変化は20代ごろから少しずつ進んでいきます。そして、胸の下垂も、実は20代から始まっているのです。
「胸の大きさには満足しているし、今は垂れてもいない」という女性へ
自分にとって最適だと思える胸の大きさは、人それぞれ。胸が大きいほど素敵だと考える女性もいますし、平均サイズが自分には合っていると思う人もいます。
よって、胸の大きさは、「●●カップがサイズがベスト!」ということはありません。自分にとって、自信が持てるサイズをキープできることが一番大切です。
そして20代の女性の胸、特にまだ授乳を経験していない女性は、今は余り垂れていないでしょうし、ハリもあると思います。
ですが、不満がない今だからこそ、今からケアすることが、30代、40代、50代になっても素敵なバストをキープするために非常に重要なのです。
「20代の頃は不満がなかったのに、今では不満だらけ…」なんてことにならないためにも、20代に最適なバストケアを始めてみませんか。
「垂れてないし、そもそも垂れるほど胸がない」という女性へ
上記とは逆に、胸が小さいことで悩んでいる20代の方も多くいらっしゃると思います。そういう方の中には、「小さすぎて、垂れるほど胸がない」という方もいるかもしれません。
ですが、「どうせ小さいし、ケアするほどの胸もないし」と諦めてしまうのは時期尚早です!
もし、育乳したいと考えているならば、20代はまだ胸が大きくなる可能性のある年代です。なぜなら、20代はバストの成長に必要な女性ホルモンが安定して分泌される時期であり、生活習慣の改善によって、胸が育つ可能性があるからです。
胸が大きい方も小さい方も、20代のバストケアはこれ!
「胸を大きくしなくてもいいけれど、綺麗にキープしていきたい。」という方も、
「胸を少しでも大きくしたい。」という方も、
20歳からのバストケアについて解説します。
20代のバストケアその1:発育を妨げない
20歳のバストケアにとって一番大切なことは、発育を妨げるような生活習慣を改める、ということです。
20代はバストの成長に必要な女性ホルモンが安定して分泌される時期ですが、生活習慣の乱れによって女性ホルモンの分泌が不安定になることもあります。
胸の発育を妨げないために意識してほしいのは、以下の2点です。
●規則正しい生活をする
女性ホルモンを安定して分泌させるためには、十分な睡眠が必要です。なるべく、決まった時間に寝起きすることで、質のいい睡眠を得ることができます。
●バランスの良い食事をとる
栄養バランスのいい食事を摂るように心掛けてみてください。バストアップするために効果的な食材などもありますが、それだけ摂取していればいい、というわけではありません。
また、栄養バランスの整った食事によって、肌の調子もよくなります。胸を覆っているのは肌ですから、肌の調子がいいことは素敵なバストを維持することにも繋がります。
20代のバストケアその2:適度な運動
バストアップするためにも、綺麗なバストを維持するためにも、適度な運動をすることは非常に大切です。
運動することで体の冷えを改善できたり、血の巡りが良くなって、ホルモンバランスが安定します。また、胸を支えている土台である「大胸筋」を鍛えることによって、綺麗なバストを維持することも出来ます。
20代のバストケアその3:「クーパー靭帯」のケア
クーパー靭帯は、コラーゲンを主成分とした結合組織で、バストを上に引っ張り上げ、きれいな丸い形に保つのに重要な役割を果たしています。
このクーパー靭帯、恐ろしいことに、一度伸びたクーパー靭帯を元に戻すことはできないといわれています。クーパー靭帯は弾力のないコラーゲン組織なので、伸びたら伸びたままで、筋肉のように鍛えることもできません。無理な力が入れば切れることもあります。そのため、クーパー靭帯にとって必要なのは、なるべくダメージを与えずに、いかに現状維持するかなのです。
幸い20代であれば、まだそこまでクーパー靭帯にダメージを負っていないと考えられます。なので、今から意識してクーパー靭帯を大切に守っていくことが、綺麗なバストを維持するために重要です。
クーパー靭帯をなるべく現状維持させるためのケア方法は、主に以下の4つです。
・胸にあった下着を付ける
・ノーブラで胸が揺れるような運動をしない
・夜もノーブラで寝ずに、ナイトブラを着用する
・日々の姿勢を気を付ける
20代のバストケアその4:胸にあったブラを選ぶ
どんなに生活習慣や運動を意識していても、普段身に付けているブラジャーが体に合っていなければ、胸にダメージを与えてしまいます。
きつすぎるブラジャーをつけていると、血の巡りが悪くなったり、肌に傷をつけてしまうこともあります。
緩いブラジャーであれば、胸をしっかりと支えることができず、上記で説明した「クーパー靭帯」が伸びたり、切れてしまう可能性があります。
胸周りの脂肪をしっかりとブラの中に納めてくれる、自分に合ったブラを選ぶことは、バストの維持にも、育乳にも、非常に重要です。
誰に見せる予定もないし、バストケアなんて…って思っていませんか?
確かに、胸をそのまま見せる機会ってそうそうないですよね。でも実は、服の上からでもバストトップの位置というのは、案外わかるものなんです。
そして、バストップの位置が「ゴールデン・トライアングル」に近ければ近いほど、若く見えるそうです。
「胸なんて誰にも見せないし」と思ってケアを怠り、胸が垂れてしまったり、左右で離れてしまうと、年齢より上に見えてしまう可能性もあるのです。
窮屈で、寝るときには「ノーブラ」というあなたへ!ナイトブラのすすめ
20代の方に限りませんが、寝るときまでブラジャーを付けるのは窮屈で嫌だ、という理由で、ブラジャーをつけずに寝る人もいます。
ですが、横に寝た状態では、重力によって胸はあらゆる方向に引っ張られ、クーパー靭帯が伸びてしまうことがあります。これは胸にとってあまりいい状態ではありません。
そこでおすすめしたいのが、「ナイトブラ」です。
ナイトブラとは?
昼間のブラは、ワイヤーや肩ひもを使って、胸が重力で下に引っ張られるのを防いでいます。よって、立ったり座ったり、歩く・走るといった「縦」の動きに対応しやすい構造です。
対して、夜寝ているとき、私たちの胸は下だけではなく、あらゆる方向に引っ張られます。ナイトブラは、バストを全方向から包み込むような構造になっているので、寝返りを打っても、バストが横や上に引っ張られるのを防いでくれます。
ナイトブラはリラックスできる
おしゃれなブラは確かにかわいいですが、ビーズやリボンなどの装飾が多く、場合によっては寝ているときには邪魔になることもあります。
ナイトブラはおしゃれなものもありますが、装飾は控えめなので、寝ているときにそういった飾りが邪魔になることがありません。
また、肩ひもの幅も広く作られていることが多く、肩への負担も軽減できます。通常のブラは、紐が細くて肩に食い込んで痛いときもありますが、ナイトブラはその心配がありません。
そして、ナイトブラの多くがノンワイヤー、あるいはソフトワイヤーを使用しているので、窮屈さを感じないことが多いです。
「ナイトブラって、可愛くない」と思っていませんか?
ナイトブラのことは知っているけれど、なんとなく「可愛くない」というイメージを持っている人はいませんか?
色も地味な色しかない…なんてイメージもあるかもしれません。
でも、実はそんなことはないのです。
ナイトブラの中には、レースが可愛くあしらわれているものや、多様なカラーで商品展開しているブランドもあります。
見た目もおしゃれなものが多く、ナイトブラの上にガウンを羽織ってゴージャスな部屋着のように使用されている方もいらっしゃいます。
まとめ:バストケアは、早すぎるということはない
バストケアは、早すぎるということはありません。
今以上に理想のバストに近づきたい人も、今のままで満足している人も、バストケアは絶対にしておくべきだと思います。
これは、例えるなら歯のケアと同じです。虫歯になってから、高い歯磨き粉で歯磨きをしても遅いですよね。虫歯になる前からケアしてこそ、綺麗な歯がキープできるし、よりきれいな歯を手に入れることも出来る。
日々の維持・ケアこそ、美しいバストへの道です。
20代の今こそ、バストケアを始めてみてください。